遺産分割から住居を除く

相続というと難しい話が多く、面倒と感じるでしょう。

でも、避けて通れないのが相続。

 

相続争いって、以外にもお金持ちの家より一般の家庭の方が多いってことご存知ですか?

 

うちは財産ないから大丈夫。

って、言ってる人たちの方が、いざ相続が発生したときにもめることが多いんです。

先日の新聞で「遺産分割から住居除く」という記事がありました。

どういうことでしょうか?

 

現在の遺産分割は?

 

例えば、夫、妻、子供2人。資産は評価額2,000万円の住居(土地・建物)とその他の財産4,000万円。

夫が亡くなった場合、妻は財産の2分の1を相続します。
住居2,000万円+その他財産4,000万円÷2=3,000万円

子供は財産の4分の1づつを相続します。
住居2,000万円+その他財産4,000万円÷4=1,500万円

 

今回のこの規定を見直す試案とは?

上記の家族の場合、

妻は住居をそのまま妻に贈与され、相続財産からは外されます。

  • 妻 その他財産4,000万円÷2=2,000万円と評価額2,000万円の住居
  • 子供 その他財産4,000万円÷4=2,000万円

ただし、①婚姻関係が20年以上の夫婦②配偶者に住居を生前贈与するか遺言で贈与の意志を示す。という条件があります。

 

このようにこれから試案をしていくそうです。

8月上旬から約1か月半、パブリックコメント(意見公募)を実施するということです。

 

 

なぜ、住居が2,000万円?

住居財産の2,000万円というのは、20年以上連れ添った配偶者が贈与を受けた場合、2,000万円までの住居財産は非課税する特例があるからです。

この特例措置を利用して、配偶者に住居を残したいというニーズは高いそうです。

 

 

私の個人的な意見としては、賛成ですね。

婚姻期間がもっと短くてもいいと思います。

配偶者が亡くなると考えた時、高齢なっていることが非常に多いと思います。

高齢になって、遺産分割のために居住財産を手放して住まいを失ってしまいます。

子供は子供で働いているのだから、その他財産を相続できるだけでもありがたいと思わなければいけませんね。

高齢になった親には、思い出の残る住居で生活をさせてあげたいと思います。

 

 

この他にも、いろいろな試案を示しています。

最高裁判所が毎年刊行している「司法統計年報 3家事編」によると、遺産相続(分割)に関して家庭裁判所が取り扱った審判・調停事件の数は平成27年は12,000件を超えていました。

家庭裁判所に持ち込まなくて、弁護士の下でもめてるケースも多数あります。

 

早く法制審議会で議論を進め、少しでもいい方向になってくれることを望みます。

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